Squarepusherのライブ観てきた

最近になって月0.8回ぐらいの頻度でライブに行くようになったのだけど、ライブはその場では気持ち高ぶってても数週間後には行ったことすら自分でも忘れがちなので簡単でも良いからブログに感想を残そうと思った。

今年に入って↓こんな感じで見た

Tychoの会場でBonoboの先行販売チケットを買い、Bonoboの会場でSquarepusherのチケット販売日を知り翌日に買ったりとかライブ行くたびに連鎖的に次に行く日取りが決まるようになってきている。 今回も会場でTyondai Braxtonの新譜とチケットのセット販売を買ってしまったので7月にTyondai観に行くことになる。

それで、今回の感想。 やはり今回のSquarepusherの新譜はライブ会場で聞くとすごい盛り上がる楽曲たちばかりなので月一ぐらいでこの音量で聞きたい気持ちになった。Stor EiglassとかRays Fire 2とか大音量で聴くのが一番気持ち良い。演奏はアルバムの再現度が高い割にちょこちょこアレンジしていて面白かった。

映像に関してもこだわりがあって、背景のVJカッコ良かったし本人は終始スズメバチ駆除用の防護服みたいな格好で演奏していて、それをKinectのような機器で輪郭を抽出して、(完成度は低いけど)演奏中の自分にプロジェクションマッピングみたいなことしていて面白かった。単に模様を投影してただけなので厳密に行ったらプロジェクションマッピングとは違うものかもしれないけど面白い試み。

Squarepusherを好きになったのはここ2,3年で生で見たのは初めてだったのだけど、ネットに上がってくるインタビュー記事の受け答えが俺は結構好きで、変化し続けることで自分のクリエイティビティを維持し続けようとする強い意思を感じて、すごいかっこいいなと思っている。エンジニアにも通ずることが有るんじゃないかと思っている。

実際に生で観てみるとトム・ジェンキンソン氏は、無機質なコスチュームに身を纏いながらも、手の動きで観客を煽ってきたり、演奏が終わってからはお辞儀をして挨拶したり、優しい雰囲気を放っていて良いおじさんっぽかった。

最後にアンコールで謎のコスチュームを脱いで、生ベース演奏でIambic 9 Poetryとか弾き始めて最高だった。こんだけベース演奏上手いのに変な格好してDJしてて本当に面白い。

また来日してくれ。

vine.co